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講演会

高校生向け

フランス文学研究IVb

澤田 肇

フランス文学科

2011 秋学期

講義概要

授業のメインテーマはパリです。一つの文学作品を理解するには、多くの方法を駆使してそれ自体を、そして同じ作者のあるいは他の作家の作品と読み比べて、初めて十分に可能となります。都市の詩学という観点から作品を研究することが、その作品の全体の構造についても細部の意味についても、いろいろ興味深い解釈をもたらしてくれることがあります。都市の詩学を構成する要素である都市風景の描写に関しては、絵画においては近代パリの描出が19世紀後半のマネから始まるとしたら、文学においては19世紀前半のバルザックから始まると言えます。
フランス文学を代表するパリの風景画家としては、バルザック、ゾラ、プルーストの三大作家となりますが、ユゴー、ボードレール、フロベールも貴重な作品を残しています。作者の発言や作品内の住民の相貌と街区の改造をおいながら、パリの風景がいかに変貌し、この首都が神話化されていくのかを探求します。

使用テキスト

著者名/Authors:ロジェ・カイヨワ
書名/Title:神話と人間
出版社・出版年/Publisher.Year:せりか書房、1994

著者名/Authors:ヴァルター・ベンヤミン
書名/Title:ボードレール
出版社・出版年/Publisher.Year:岩波文庫、1994

著者名/Authors:バートン・パイク
書名/Title:近代文学と都市
出版社・出版年/Publisher.Year:研究社出版、1987

講義スケジュール

  講義内容 講義資料 配布資料 講義ビデオ ランク
1 導入 -ヴェルサイユからパリへ

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2 パリの音楽界(1)
—バルザックの作品を中心に—


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3 パリの音楽界(2)
—デュマ・フィスとプルースト—


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4 パリの美術界(1)—バルザック—

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5 パリの美術界(2)—ゾラ—

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6 『幻滅』と『ベラミ』 
—ジャーナリズムの世界—


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7 『ノートル=ダム・ド・パリ』 
—ユゴーとパリ(1)—


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8 ユゴー『レ・ミゼラブル』 
—ユゴーとパリ(2)—


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9 バルザック『金色の眼の娘』

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10 フロベール『感情教育』

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11 プルースト『スワンの恋』におけるパリ

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12 レーモン・クノー『地下鉄のザジ』

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