この行事は、課外活動団体である語劇祭実行委員会が取りまとめ役となり、顧問をはじめとした学部教員や外部の演劇関係者の指導のもと、日ごろの学習成果を学内外に発信し、学生の語学力・コミュニケーション能力の向上を図ることを目的として行われています。

高校生や一般の方にも諸外国の言語や文化、人と人とのコミュニケーションの大切さに関心を抱いてもらうため、語劇祭は外部にも公開されてきましたが、コロナ禍の影響により21年度はその活動が大きく制限されました。このような状況の中でも、今回、対面での公演とオンライン形式での配信といったやり方で、各劇団はその成果を発信することができました。

語劇は大学創立当初から行なわれ、1960年に初めて語劇祭として実施されましたが、その後、一時中断していました。現在、学生が語劇に参加しづらい状況下ではありますが、この火を絶やすことなく、来年度は学生の友人・家族、教員、大学院生、卒業生、高校生、大使館職員など大勢の人が観劇に訪れることを願い、この活動を続けることで「語学の上智」の伝統を受け継いでいきたいと思います。

プログラムの詳細はこちらのチラシをご覧ください。