講演者
廣里 恭史 氏
アジア開発銀行東南アジア局主席教育専門官
1981年、上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。1983年、上智大学大学院国際関係論博士前期課程修了(MA)。1987年、ピッツバーグ大学教育学大学院教育行政・政策学科博士課程修了(Ph.D.)。以後、世界銀行戦略立案評価局特別任務官、名古屋大学大学院国際開発研究科教授等を経て、現職。2006年、ベトナム政府より「教育の大儀」勲章、2010年、ラオス政府より「労働」勲章を受勲。専門は開発途上国の教育政策・計画、国際教育開発・協力論。研究と実務を通して、能力開発に基づく「自立発展的」な教育改革支援や高等教育の地域
間連携支援のあり方を模索している。
松本 いく子 氏
アジア開発銀行東南アジア局人間社会開発部部長
1985年、上智大学外国語学部比較文化学科卒業。1987年、スタンフォード大学教育学部国際開発教育修士課程修了(MA)。以後、国連開発計画(UNDP)でモザンビークにおける教育・医療・公衆衛生プロジェクトの現地実施サポート、アフリカ各国における世界銀行・UNDP共同出資プロジェクトの現場サポートを担う国連ボランティア派遣等に携わる。1994年よりアジア開発銀行で教育セクター専門官として、フィリピン、インドネシアの初等・中等教育行政の地方分権支援、ウズベキスタン、カザフスタンなどの教育改革プロジェクト等を担当。2010年より現職。
北村 友人 准教授
上智大学総合人間科学部教育学科准教授
1996年、慶応義塾大学卒業。2000年から、国連教育科学文化機関本部教育局において「万人のための教育(Education for All: EFA)」の国際的なコーディネーションに携わるとともに、途上国の教育政策の策定について研究。2003年から、名古屋大学大学院国際開発研究科准教授として、途上国の教育政策に関わる基礎教育研究ならびに高等教育研究を行う。2010年から、上智大学総合人間科学部教育学科准教授として、途上国(とくに東南アジア・南アジア諸国)の教育に関する社会学的研究に取り組んでいる。ソフィア・ルネッサンス連続講演会2011年度コーディネーター。
テーマ
開発途上国への教育支援
―アジアで私たちにできること―
プログラムの詳細はこちらのチラシをご覧ください。