講演者
徳永 瑞子 上智大学 総合人間科学部 看護学科 教授
1969年国立嬉野病院付属看護学校卒業。卒業後、国内の病院勤務を経てザイールでの医療活動に従事。1976年にはベルギーレオポルド王記念熱帯医学校を 卒業し、エチオピア干ばつ被災民支援に従事。その後1991年にはNGOアフリ カの会を設立、中央アフリカにて医療活動を開始。2005年にはフローレンス・ ナイチンゲール記章を受賞。長崎大学、聖母大学を経て、2011年4月より上智 大学総合人間科学部 看護学科教授に就任。
テーマ
上智大学でまなぶ ”国際問題(グローバル・イシュー)の最前線”
アフリカに対するイメージは、野生動物、そして内戦、貧困、飢え、エイズ、少年兵などだけでしょうか。
また、日本はアフリカの資源を必要としているだけで、アフリカから学ぶことは何もないのでしょうか?
経済的な豊かさの中で私たち日本人が失ってきたものは「原始力」、 厳しい環境の中ででも生きてゆくことができる力です。
私は、長年にわたりNGO メンバーとしてアフリカで医療を続けています。
アフリカには、豊かな文化、貧しい中で強くたくましく生きている人々がいます。
遠いアフリカから学ぶことはたくさんあると思います。
当日のチラシはこちらをご覧ください。